Offer of the Traditional Basic Pot ‘Re-Tokoname’
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-The Succulentist
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THE SUCCULENTIST® 2024
青山 H BEAUTY & YOUTHにて店頭先行販売しました、リ・トコナメ。只今より、ウェブでの販売を開始します。
<Traditional Basic Pot ‘Re-Tokoname(リ・トコナメ)’>
8800円/鉢(税込)
添えられた円盤状の’Disk (サナ)’と植木鉢は、セットでのオファーです。
それでは、皆様のご注文お待ちしております。
-SLTST®︎
Traditional Basic Pot ‘Re-Tokoname’
“陶器”という質感には、どれほど機能的と言っても、プラスチック製には代え難い、ものがあります。The Succulentist®︎がこれまで、ずっと沈黙していた、”陶器製”の植木鉢。今の時代、もし、私が、陶器鉢を作るとしたらどんなものだろうか? この問いはいつも頭の片隅にあるものでした。
その答えとして、自身の原点に立ち戻る。身を浸し、触れてきた園芸文化において、いつも、側にあったもの。日々視線を注ぎ、愛培する植物を受け止めるに足る、釣り合い、と感じられる陶器鉢。それこそが、”常滑(Tokoname)”の烏泥の鉢でした。古くからこの世界にいる、サボテン愛好家の温室を訪れたなら、きっと目にするでしょう。あの植木鉢です。この植木鉢は、かつての時代に、大量生産的に作られたものですが、しかしながら、その佇まいは、決してチープではなく、いつも植え込まれた植物を映えさせる上質なものでした。適切な土量、安定したプロポーション、どんな種でも外れなく受け入れる主張なきデザインの懐の広さ。決して上等でなくとも、上質なものが、そこにはありました。
そうして、いつも傍にあった植木鉢も、プラ鉢の普及台頭や、時代の流れと共に、ある時人知れず生産中止となっていました。以来長らく、いつかこの鉢を、復活させたいという考えを抱いていました。そして今、その原点に立ち返り、一つの代表的プロダクトとして結実することになりました。
<Traditional Basic Pot ‘Re-Tokoname’(リ・トコナメ)>
ありし日の姿をそのままに、滑りなく手に吸い付くような、焼き締めの黒色鉢で成し遂げました。そうした、伝統を踏まえた上に在る、ある種、”特別ではない(=Basic)”な植木鉢。往年の思いを閉じ込めた、そんなプロダクト。ここに永遠のスタンダードをオファーします。
そして、もう一つ。
写真に映る、その鉢の傍に立てかけられたギザギザを備えた物体は何なのか。この”ディスク”は、長い伝統をもつ日本の古典園芸の世界で使われていた、”サナ”というアイテムにルーツがあります。サナというのは、植木鉢の”鉢底穴を塞ぐため”に置かれるものです。ビニールの鉢底網が主流となった現代では、知られざる、半ば忘れられた存在です。
植え替え、植え付けにおいて、何よりもまず植木鉢を前にして、行われる最初のステップは、このディスク(サナ)を掴み、鉢底の真っ只中へと置くことでしょう。そうして、鉢底穴を塞げば、ガラを注ぎ、用土を入れる。植え込みのスタートです。このサナは、置いて仕舞えば、土中に埋められて見えなくなるアイテムではありますが、ただ、その一所作、このディスクを置く少しの時間と集中が、心落ち着け、今からの植え替えに向き合う心を整えてくれるでしょう。それは、自然と、植え替えを丁寧に運び、敷いては植物の健やかな成長を約束するでしょう。
自身の園芸への親しみ、通じてきた古今の文化、それを踏まえたプロダクト。
リ・トコナメをどうぞ。
Design and Sketch by Kono Tadayoshi
Potter Takahashi @kikko
Potter Takahashi @kikko
また、New Style Soil Scoop ‘STREAMLINER’ 今回、2ndロットを製作しました。1stロットからのupdateとして、裏面に配置された@lockfield の、(K)のロゴが、フットスタンプにデザイン変更されています。
19800円/個 (税込)